私は27歳の時に株式会社CLホールディングスの前身となる株式会社レッグスを設立いたしました。
経営のけの字も知らなかった私が、素晴らしい会社を作りたいと考え、取り組んだことは素晴らしい経営者に学ぼうということでした。松下幸之助さんから始まり、稲盛和夫さんetc…。
特に、私は”方法論”ではなく、その根底に流れる”考え方”を真剣に学びました。そして、素晴らしい経営者の方々の考え方を学んでいくうちに、ある共通項があることに気が付きました。
それは、人生を生きる上でも、会社を経営する上でも、最も大切なことは、小学校の道徳の時間や習字の時間に教えてもらった言葉にすべて集約されるということです。
夢、目標、努力、誠実、勇気、情熱、愛情、挑戦、信頼、思いやり、謙虚、素直というような言葉。つまり、成功のエッセンスは、人間として大切なこと、また正しいことが一番大切であり、非常にシンプルでかつ身近なところにあったのです。
我々は年齢を重ねるにつれて、だんだん本当のことを見失ったり、また、遠い昔に置き忘れてきたりするのかもしれません。
このことは私の人生において、大きな「気づき」となりました。
この気づきが今までの私の半生を作ってくれたといっても過言ではありません。
人生においても、会社経営においても、ひとつひとつの判断の積み重ねが現在の結果をつくります。良い結果を得たいならば良い判断をしなければなりません。
つまり、人間として大切なこと、正しいことを判断の基軸にしていかなければならないということです。
私は、このような人間として当たり前の考え方を判断の基準にして会社経営を行っていきたいと考えております。
そして、このような考え方をベースに事業のできる仲間を育てていきたいと考えております。
私は彼らに、私の持っている事業に対する情熱をどんどん伝えていきます。
そして自分の想像を越えるような、すばらしい人材による、すばらしい事業を輩出したい、そして、彼らもまた、彼らの事業において仲間のために頑張ってもらいたいと考えております。
このように普通の人間が強烈な気づきを得て人生の軸を据え、そして、夢をみんなで共有しその夢をみんなでかなえていけるような集団を創っていきたいと考えています。
その仲間がはじめは10人でも、100人、1000人、10,000人となれば小さな光になります。そしてその家族を合わせれば、大きな光になります。それがもっと大きくなれば、やがて地域を変え、社会を変え、素晴らしい日本を作る大きな力になります。
私は、このような夢を持って、これからもCLグループを大きく伸ばしていきたいと考えております。
私たちCLグループにとって、一番の財産は人です。
事業とは人であり、グループの成長も人が支えてきました。
多くの人財を輩出し続けることが、
価値ある事業や会社の創造につながり、
結果として、より良い社会の実現へとつながっていく。
すべては人づくりから。それが理念の起点になっています。
だからこそ、追求するのは「全社員の成長と物心両面の幸福」。
全社員が日々の仕事を通じて人間性と能力を高め、
物=経済的な安定や豊かさ
心=生きがい・やりがいといった人間としての心の豊かさ
その両面を満たすことができてこそ、
お客さまに喜ばれる商品やサービスを提供することができる。
健全な事業活動に邁進することができる。
そしてその先にこそ、イノベーションの創出や社会課題の解決があり、
関わる全ての人たちの日常を少しでも幸せにし、
笑顔や楽しさを増やし続けていけると、私たちは信じています。
CL GROUPの強みは、数字が証明してくれます。この数字は、まだまだ増え続けます。
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